メールマガジンバックナンバー
┃ スタッフ.comメールマガジン 2008年9月26日 No.10 ╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━… ┃ 〜生き生きと仕事をしたい!透析スタッフへ贈る〜 ┃ ●○● 櫻堂渉 からのメッセージ ●○● ╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━… 医療経営戦略研究所 テーマ:あなたの施設のクレーム対応力は?(1) ──────────────────────────────── ■避けて通れないもの・・・ ──────────────────────────────── 「クレーム」、この言葉を聞いてみなさんは何を思い出しますか? 仕事に限らず、避けて通れない問題です。 世の中ではクレームが流行しています。乗客が駅員に食ってかかったり、 学校では学童の父兄が教師をどなりつけたり、病院では 「モンスターペイシェント」という新語まで飛び出す始末。 どうして「モンスターペイシェント」が生まれたのか・・・。 医療機関ではクレームが起こった場合、その対応を間違えると大事に なります。 最悪の場合は訴訟になりかねません。 それだけではありません、クレームの対応を間違えると、多くの 患者さんに影響を及ぼし、医療機関の評判そのものに深刻な打撃を与える ことになります。 では、一旦起こってしまったクレームにどのように対応すれば良いのか。 一緒に考えてみましょう!! クレームに対応するとき、何よりもまずスピードが重要です。 たいてい患者さんはクレームをつけた時点で感情が高ぶっています。 スタッフには、不満と共に感情を訴えてきます。 患者さんはこの時、一刻も早く自分の不満という「感情」を処理して ほしいのです。 こちらは患者の感情を迅速に処理する必要があります。 先にクレーム対応はまずスピードと言いましたが、 クレームへの対応はスピードだけでは足らず、適切さも重要になります。 患者さんがどんな不安を抱え、感情的になっているのか。まずは 患者さんの不満を最後までしっかり聞いてあげることが大切です。 絶対に話の腰は折らず!! 内容が支離滅裂でも、同じ文句の繰り返しでも、患者さんは全てを 吐き出すことでストレスが解消したり、不満点が整理されたりするのです。 大きくうなずいたり、相づちを打ったり、相手の不満を吸収してあげる のです。 訴えに対する対応が遅くなればなるほど、感情を鎮めるどころか、 更に高ぶらせてしまうことになりかねません。 つまり、初動が非常に大切だ、ということ。 これは、「クレームの鉄則」です。 ──────────────────────────────── ■どうしてクレームが起きるのか? ──────────────────────────────── ここで少し原点に返って考えてみましょう。 もしもクレームがなかったら・・・ もちろん無ければ無いに越したことはありません。 面倒なクレームに応じることもなくなります。 医療現場で大切なこと、それはクレームを起こさない方法を考える ということ。 起きる前に考える方がはるかに建設的だと思いませんか? クレームが起きてしまってからの対応は、 とっても後ろ向きな気持ちになってしまいます。 「クレームゼロなんてありえない!!」 これが皆さんの反応でしょう。 当然、クレームをゼロにすることは不可能ですが、 ゼロを目指すことはできるはずです。 クレームが発生してから処理をするのではなく、 クレームを起こさないための努力をするべきです。 あなたや他のスタッフの努力の80%を クレームを起こさないための行動に傾注すべきです。 そして、残りの20%をクレームの対応に傾注してください。 クレームの対応には組織や仕組みに関連すること、 そして個人の対応能力という2つの次元があります。 この2つのどちらかが欠けても、クレームの対応には限界がある ということを理解してください。 次回は組織全体としての対応について、考えてみます。 お楽しみに!!
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